




風俗業界の姫予約とは?メリット・デメリットや連絡のコツを解説!
風俗店で働こうとしている方の中には、「姫予約」という言葉を耳にしたことがある方もいるかもしれません。姫予約とは、お客さんがお店を通さず、特定のキャスト個人に直接予約を入れるシステムのことです。
姫予約には多くのメリットがある一方で、注意すべき側面も存在します。直接連絡を取り合うからこそ生じる、お客さんとの距離感やプライベートとの線引き、予期せぬトラブルのリスクなどを、しっかりと理解しておきましょう。
当記事では、姫予約のメリット・デメリットなどを詳しく解説します。
1.風俗業界の「姫予約」とは?
風俗業界の「姫予約」とは、キャスト個人がお客さんからの予約を直接受け付けるシステムです。お店を通さずに、キャストの個人連絡先(LINE、SNS、個人の連絡先など)を通じて予約します。
姫予約は、お客さんとキャストの間に直接的なつながりがあることが前提です。多くは、以前来店したお客さんや、個人的なつながりを持ったお客さんからの予約です。
姫予約ができるかどうかは、お店のルールによって異なり、姫予約を禁止しているお店や、お店の許可が必要となるお店もあります。
2.姫予約と普通の予約の違い
普通の予約は、受付・電話・Webサイトなどから、お店に対して行います。基本的には、お店のスタッフが予約を受け付け、フリーの場合は空いているキャストの中から、お店側が状況に合わせてキャストを決めます。もちろん、キャストを指名することも可能です。
一方で姫予約は、特定のキャスト個人に対して直接行い、予約のやり取りも直接そのキャストと行います。キャストが直接連絡を取り、予約を受け付けることで、お客さんは「特別扱いされている」「キャストに大切にされている」と感じやすくなり、結果的に、リピート予約や本指名につながる心理的な効果が期待できます。
3.姫予約のメリット
姫予約は、通常の予約とは異なるメリット・デメリットがあり、メリットとしては、追加の収入やモチベーションにつながる点が挙げられます。以下では、風俗嬢が姫予約をするメリットを4つ紹介します。
3-1.ボーナスが出るお店もある
姫予約の件数や売上に応じて、お店からキャストに追加のボーナスが支給される場合があります。スタッフを介さず、自身の集客力やお客さんとの関係構築によって得た予約であるため、成果が直接収入に反映されやすいと言えます。指名が多く、安定した姫予約を獲得できるキャストにとっては、大きなメリットとなるでしょう。
ただし、姫予約に対するボーナス制度があるかどうかは、お店によって異なります。また、ボーナスの金額や支給条件などもお店ごとに設定されています。
3-2.本指名の回数がアップする
姫予約を積極的に行うことは、当然キャストの本指名の回数増加につながります。
お客さんと直接連絡を取り合うことで、お客さんとの間に個人的な信頼関係や親密な関係性が築かれやすくなります。お客さんは、「またこのキャストに会いたい」という気持ちが高まり、結果的に本指名してくれやすくなるでしょう。
また、姫予約を通じて来店するお客さんは、特定のキャストを目当てにしているため、リピーターになりやすい傾向があります。リピーターが増えることは、本指名数を安定的に確保することにつながります。
3-3.良心的なお客さんを優先できる
フリーのお客さんは、初対面であることから、人となりが最初は分かりません。どのような話題を振られるか、どのような態度を取られるか予測できないため、精神的な負担を感じやすい場合があります。また、出張での利用や友達の付き添いで来店するお客さんもおり、本指名やリピートにつながりにくい場合があります。
そのため、すでに接客したことのあるお客さんを相手にする姫予約のほうが、安心感があるでしょう。マナーを守り、気持ちの良い時間を過ごせたお客さんからの予約を優先的に受け付けることで、ストレスの少ないお仕事ができます。また、お金を多く支払ってくれるお客さんを優先することも可能です。
3-4.出戻りの際に有利になる
一度お店を辞めて、再び同じお店に戻って働きたいと考えた場合、姫予約の実績やお客さんとのつながりは、復帰の際に有利に働くことがあります。売上を上げてくれる風俗嬢の出戻りは、お店側も歓迎してくれる傾向にあります。
新規採用とは異なり、以前の勤務経験やお客さんとのつながり、お店との信頼関係があるため、比較的スムーズに職場に復帰しやすいでしょう。
4.姫予約のデメリット
姫予約は、プライベート面や安全面で注意すべき点があります。キャストが営業のために連絡先を交換したり、親身に対応したりすることが、お客さんに「自分に気がある」と勘違いさせてしまうこともあるでしょう。
以下では、姫予約のデメリットを2つ紹介します。
4-1.プライベートの時間が減る
姫予約は、お客さんと直接連絡を取り合い、スケジュール調整を行う必要があるため、プライベートな時間が圧迫される可能性があります。
予約に関するやり取りだけでなく、お客さんからの些細な連絡や相談に対応する必要が生じることがあります。営業時間外や休日にお客さんからの連絡に対応したり、予約調整に時間を費やしたりすることもあるでしょう。
また、常にお客さんからの連絡を気にかけなければならないため、オンとオフの切り替えが難しく、精神的な負担を感じやすくなる場合もあります。
4-2.身バレする可能性もある
姫予約では、お客さんと直接連絡を取り合うため、個人情報が漏洩し、身バレにつながるリスクが高まります。
姫予約ではLINEやSNSアカウントなど、プライベートな連絡先をお客さんに教える必要があります。可能性は低いものの、これらの情報から、本名や居住地などの個人情報が特定されるリスクがあります。
身バレは、キャストのプライバシーを侵害するだけでなく、ストーカー被害や嫌がらせにつながるリスクもあるため、非常に深刻です。姫予約をする際は、個人情報の管理には最大限の注意を払うようにしましょう。
5.姫予約を取るための連絡のコツ
姫予約は、お店のシステムを通さない、キャストとお客さん間の直接的な約束であるため、お客さんに軽く捉えられやすいです。ドタキャンや無断キャンセルが発生する可能性もあるので注意しましょう。
以下では、姫予約を取るための連絡のコツを2つ紹介します。
5-1.なるべく早く返信する
なるべく早めに返信することで、お客さんは「自分のことを気にかけてくれている」「丁寧に対応してくれる」と感じ、安心感を覚えます。
返信が遅れると、お客さんが他のキャストに予約を入れてしまったり、別の予定を入れてしまったりする可能性があります。急な誘いや問い合わせには、なるべく迅速に対応しましょう。
ただし、深夜や早朝など、営業時間外やプライベートな時間は、無理に即レスする必要はありません。返信が遅れる可能性があることを事前に伝えておくか、翌営業時間に返信するなどの対応で問題ありません。
5-2.営業的な印象を与えないようにする
連絡を取る際には、露骨な営業にならないように注意しましょう。
「今暇なんですけど、どうですか?」「今日は予約枠空いてるんで、来てくれないかな?」といった一方的な誘いは、お客さんに営業的な印象を与え、敬遠される可能性があります。お客さんのメッセージの内容や状況を理解し、それに合わせた返信を心がけましょう。忙しい時間帯に長文を送ったり、都合を考えずに誘ったりするのは避けるべきです。
親密になりすぎず、かといって事務的すぎない、適切な距離感を保ちましょう。
まとめ
姫予約の最大のメリットは、本指名のお客さんが増えることです。本指名バックや手当が支給されるお店が多く、積み重なることで大きな収入となります。
また、姫予約を多く獲得できるキャストは、お店にとって貴重な存在です。人気嬢・看板嬢として優遇される傾向があります。フリーの新規客を優先的に付けてもらえるなど、集客面で有利な扱いを受けられる場合もあるでしょう。
一方で、姫予約を行う場合、お客さんが、自分が特別扱いされていると勘違いし、迷惑な行動を取ることもまれにあるので、注意が必要です。
