ソープの中級店とは?大衆点と高級店との違いや働くメリットを解説
風俗業界におけるソープ(ソープランド)は、大衆店・中級店・高級店の3つのカテゴリーに分かれます。それぞれ異なる特徴をもち、ターゲットとする客層やサービス内容が異なるこの業界において、中級店が注目を集めています。
中級店は、価格面では高級店に比べて手ごろでありながら、高級店と同様のリーズナブルさを提供します。また比較的容姿やスキルに自信のない女性が多く、高度なテクニックを求められないため、未経験者にも働きやすい環境が整っています。
今回は、ソープの中でも中間に位置する中級店の特徴を、大衆店や高級店との違いから徹底解説します。またソープの中級店で働くメリットも紹介するので、ソープや中級店での勤務を検討している女性はぜひお役立てください。
1.ソープのランク「中級店」とは?
ソープは、大衆店・中級店・高級店と3つのランクに分けられます。それぞれターゲットとする客層が異なり、料金やサービス、風俗嬢のレベルも異なります。
中間に位置する中級店は大衆店に比べると料金が若干高めに設定されていますが、高級店よりもリーズナブルで、働く風俗嬢のタイプもさまざまです。
高級店の場合、風俗嬢の採用基準は厳しく設定されています。
一方で中級店は容姿に多少自信がない女性でも採用されやすく、接客やプレイに高度なテクニックは求められません。ただし、教育制度の整ったお店が多いため、風俗業界の経験がなくても働きやすいメリットがあります。
風俗嬢の中には、高級店で採用される実力をもちながら働きやすさを重視して中級店に在籍している方もいます。
2.ソープの大衆店・中級店・高級店の違い
ソープは、お店のランクによって大きく異なる特徴をもっています。ソープで働きたいと考えている方は、ランクごとの特徴を理解した上で、自分に最適なお店を見つけましょう。
ここでは、大衆店・中級店・高級店のコース時間や料金、プレイ内容、客層などの違いを紹介します。
2-1.コースの時間・料金
ソープではお店のランクによって用意されているコースの時間・料金に違いがあります。大衆店・中級店・高級店の主なコース時間や料金は、次の通りです。
大衆店 | 中級店 | 高級店 | |
---|---|---|---|
コースの時間 | 約45分〜70分 | 約90分〜180分 | 約110分〜 |
コース料金 | 約10,000円〜40,000円 | 約30,000円〜55,000円 | 約50,000円〜80,000円以上 |
大衆店や中級店は選べるコースの種類が多く、短時間でも遊べます。一方の高級店は、基本的にロングタイムコースのみです。
料金もランクに沿って高くなっており、高級店は大衆店や中級店の2倍以上の金額となる場合があります。ソープの中でも特に安いお店は格安店と呼ばれ、ショートコース限定など、上記の3店舗と異なるサービス内容です。
料金表を見るときは、お店のランクと表記内容のバランスが取れているかを確認しましょう。勤務する女性にとって、お店のランクはもちろん収入に直結する料金の総額も重要です。高級店の金額が大衆店や中級店に近い場合、入浴料のみを記載して別途コース料金や入会金が発生する可能性があります。
2-2.バックの料金
コース料金に加えて、ソープで働く方がもっとも重視するべきポイントは、バック率です。通常、お客さんから得た指名料やオプション料を含んだ売上のうち、数%が風俗嬢の取り分、すなわち給料となります。
バック率は、風俗嬢の給料を決める重要な要素です。同じ売上でも、バック率が低ければ支給される給料は少なくなります。
バック率の相場は50%前後です。人気店や高級店ともなれば、60%を超えることもあります。ランクごとに具体的な金額をあげると、バックの料金相場は下記の通りです。
大衆店 | 中級店 | 高級店 | |
---|---|---|---|
バック料金 | 約10,000円〜15,000円 | 約20,000円〜30,000円 | 約30,000円〜50,000円 |
バック料金から雑費が差し引かれた金額が、給料として支給されます。雑費はお茶代などの経費で、金額はお店によって異なります。
2-3.プレイ内容
いずれのランクのソープ店も、基本的な流れは洗体などの準備、浴室でプレイ、ベッドでプレイです。コースの時間が短い大衆店の場合、プレイ一つひとつが短時間で終わるため、高い回転率を維持しています。
プレイ内容がもっとも異なるお店は、高級店です。他のランクのお店にはないプレイも、高級店なら対応できる場合があります。たとえばお客さんの希望で部屋に移動するまでの間にスキンシップしたり、即尺したりします。
即尺とは、シャワーを浴びずにお客さんの性器をフェラすることです。通常ならプレイ前にシャワーを浴びるのに対して、高級店の場合は個室に入って即座にプレイをはじめられる場合があります。
2-4.女性のレベル
各ランクでは、在籍している女性のレベルも異なります。料金がリーズナブルな大衆店や中級店は、経験が少ない方や容姿に自信のない方でも採用されやすい傾向です。特定のコンセプトを売りにしている場合は、雰囲気が合っていれば採用されやすくなります。
高級店の場合、在籍する女性のレベルも厳しく審査されます。容姿のみならず言葉遣いや身のこなし、対応できるプレイ内容などが重視されるため、ソープ経験者でも採用されるとは限りません。
高級店を避けてあえて低いランクのお店に在籍している風俗嬢も多く、中級店で総合的にレベルの高い女性を見かけることがあります。
2-5.お店の造り
お店の内装などの造りも、ランクごとに異なります。高級店は内装の演出にこだわっていて、清潔さのある豪奢なデザインが主流です。
サービスを提供する各個室も豪奢で、高級ホテルを思わせる内装が取り入れられています。一部の超高級なお店は、高級旅館以上の広さや豪華な内装です。個室は、風俗嬢が待機する場所でもあります。清潔で豪奢な内装なら、ストレスなく待機できるでしょう。
大衆店や中級店は内装にこだわりつつ、高級店よりも簡素な造りであることが一般的です。浴槽や個室の広さも高級店より狭い場合があり、一般的なビジネスホテルに近い作りとなっています。
2-6.客層
お店のランクや料金によって、客層も異なります。比較的リーズナブルな大衆店は、風俗店にお金をかけたくないものの最低限のサービスは利用したいと考えるお客さんが大半です。中には酔った状態で来店したり、短い時間でプレイを最大限楽しもうとせっかちな態度をとったりするお客さんもいます。
中級店の料金は特別高くないものの、一般的な社会人からすると気軽に出せる金額ではありません。そのため、お客さんはお金に多少余裕がある大手企業の社員や経営層が中心です。
高級店は1回の料金が大きいため、時間にも金銭にも余裕のあるお客さんが多くなります。
また、中級店・高級店のどちらも清潔感や身なりに気を配っている方が多く、サービスの質や接客について厳しい評価基準をもっていることがあります。
3.ソープの中級店で働くメリット
大衆店は一人ひとりの接客時間が短い上、テクニックのレベルが多少低くても採用されやすい傾向です。接客をある程度こなせば、稼ぐ金額も大きくなります。
高級店は採用基準が厳しい分、入店後は高いバック率を期待できることが大きなメリットです。ロングタイムコースが主流のため、おしゃべりなどプレイ以外に割く時間が長くなります。プレイ時間が短い分、体力を消耗せず稼ぎやすいことが高級店のメリットです。
大衆店や高級店のように、中級店にもメリットがいくつかあります。ここでは代表的なメリットを2つ紹介します。
3-1.即即がない
高級店で取り入れられることの多い即即がないお店が多いことが、中級店のメリットです。即即とは、入店後シャワーを浴びずにフェラやプレイをはじめるサービスのことです。即尺、即ベッドを略して即即と呼んでいます。
高級店を利用するお客さんは清潔感を重視しているため、即即でも問題なく接客できます。しかし、必ずしもすべてのお客さんが衛生的とは限りません。場合によってはなんらかの病気に感染するリスクもあります。
即即がない中級店に在籍すれば、プレイ前にシャワーである程度お客さんの体を清潔にしてから接客できます。ただし、すべての中級店が即即サービスを不可としているわけではないため、入店時は事前確認が大切です。
3-2.ゴム着用のお店が圧倒的に多い
中級店は、NSのリスクを避けやすい点も大きなメリットです。NSとはノースキンの略で、ゴムを着用せずにプレイすることをさします。
高級店の中には、NSを売りにしているところもあります。お客さんのニーズを満たせる分、指名を獲得できる確率が高くなる一方で、即即と同じく病気感染のリスクがゼロではないため、注意が必要です。
一部の中級店でも、NSが主流になっている場合があります。しかし、中級店はゴム着用のお店のほうが圧倒的に多いため、事前確認さえしっかりと行えば安心して働けます。
まとめ
ソープは大きく分けて大衆店・中級店・高級店の3つがあり、中級店は中間ランクに位置します。ソープの中級店は高級店に比べてリーズナブルで、風俗嬢のタイプもさまざまです。
ソープの中級店は高級店ほど採用基準が厳しくなく、教育制度が整ったお店が多いため未経験者でも働きやすいというメリットがあります。また、給料のバック率は約50%で、高級店のような即即やNSといったサービスも基本的にありません。
客層も金銭的に余裕のある社会人が多く、清潔感もあるため接客がしやすいと言えます。金銭面や安全面においても、中級店は働きやすいランクのお店です。