ソープでの即即とは?性病リスクやNGにできるかについて解説!
高級店を中心にソープでは、即尺・即ベッド・即即と3種類の「即」サービスがあります。中でも即即は、プレイ開始後から即フェラ、即ベッドという男性から根強い人気と需要があるサービスです。ソープ嬢にとっては肉体的・精神的にリスクのある即即ですが、バック率が高いためリスクがある分稼げます。
当記事では、即即をするメリットやデメリット、即即でかかる恐れのある性病などを解説します。即即のあるお店で働くか検討している人は、ぜひご一読ください。
1.ソープでの「即即」とは?
ソープでは通常、プレイの前にシャワーを浴び、歯磨き・うがいなどをして身体を清潔な状態にするルールがあります。しかし、即尺・即ベッド(プレイ)・即即は、入室後にシャワーや歯磨きをすることなくプレイが始まるサービスです。
ソープにおける3種類の「即」の意味は下記の通りです。
即尺 | シャワーなどをせずに行う、即フェラチオのこと。フェラチオが尺八と呼ばれていたことが名称の由来。 |
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即ベッド(プレイ) | シャワーを浴びず、すぐにベッドに行ってすべてのプレイをするサービスのこと。 |
即即 | 即尺・即ベッド(プレイ)を合わせたもの。 |
即即はハードなサービスのため、採用しているのは高級ソープであることがほとんどです。高級ソープの多くのお店では、即即がオプションではなく基本プレイとなっています。
2.ソープで即即をするメリットとデメリット
即即ができる女性は風俗業界全体で見ると希少価値が高いため、高級店を中心に提供されているサービスです。即即はバック率が高いため、即即の対応しているお店で働けば稼げるでしょう。
即即といっても事前に清潔にするのがマナーで、お店に来店する前やソープ嬢と会う前にシャワーを浴びてくるお客さんがほとんどです。そのため、「即即が思ったほどつらくない」という声も少なくありません。
しかし、稀に不潔なお客さんが利用する場合や感染症にかかるリスクなど、デメリットも見受けられます。耐えられないほどの悪臭や目視で性病なのが分かるお客さんに対しては、即即をNGにしたりプレイを中断したりなどの対応が可能です。
3.ソープでの即即でかかる恐れのある性病
プレイ前にシャワーやお風呂・歯磨きやうがいができないと、衛生面に不安を感じる女性も多いでしょう。即即は不衛生な状況でプレイするため、性感染症のリスクが高まる事実は否定できません。
即即でかかる恐れのある性病は、以下が挙げられます。それぞれの性病の特徴や対処法を理解することで、働く際の不安を軽減できるでしょう。
3-1.性器ヘルペス
性器ヘルペスは、性器周辺に痛み・痒み・不快感を伴う水脹れができる病気です。女性の初発症時は排尿や歩行が困難となるほど、強い症状が出ます。抗ウイルス薬を使い、ウイルスの活動を抑える治療が一般的です。完治する方法は現在見つかっておらず、免疫力の低下時や生理前など、体調によって再発するケースも珍しくありません。
性器ヘルペスは、単純ヘルペスウイルスを持つ人と粘膜接触することで感染し、口に感染すれば口唇ヘルペスといって唇に同じ症状が出ます。口から口、性器から性器、またオーラルセックスをきっかけに口から性器へと感染するケースもあります。
性器ヘルペスは、無症状の感染者も多い上に症状が出るまでの潜伏期間も2週間〜数年と長いため、感染経路を特定しにくい病気の1つです。
3-2.梅毒
梅毒は、近年感染者が増加傾向にあり、陰部や皮膚に症状が出ることの多い性感染症です。感染して3週間から3か月間は第1期と呼ばれ、痛みのないしこりが性器や肛門、唇などにあらわれます。足の付け根やリンパが腫れる場合もありますが2〜3週間で自然と治るため、梅毒と気づかずに放置する人がほとんどです。3か月から3年間で第2期に入り、梅毒の代表的な症状である「バラ疹」をはじめとする、さまざまな皮膚疾患が見られます。
梅毒トレポネーマという細菌が原因で、感染者との粘膜接触・皮膚接触で感染します。感染力が非常に高く怖い病気と思われがちですが、早期治療で完治するため定期的に検査を受けることが大切です。
3-3.淋菌感染症(淋病)
淋病は生体外では死滅しやすいことから、主に性行為によって感染する病気です。クラミジア感染症に次いで報告数が多く、併発する人も少なくありません。
淋病に感染すると、女性は子宮頸管炎によるおりものの増加や不正出血を発症します。しかしほとんどの人は無症状か軽度のため、感染に気づかず病気が進行し子宮外妊娠や不妊の原因にもなり得ます。
感染者の粘膜や分泌物を介し感染するため、コンドームの着用で感染リスク軽減が可能です。
3-4.クラミジア感染症
クラミジア感染症は淋病と同様に感染する頻度が高い性病の1つで、日本では80%の女性は自覚症状がないと言われています。
感染する部位によって、咽頭クラミジア・性器クラミジアと呼び分けられます。クラミジアの性器感染は女性と男性で症状は異なり、女性は無症状である場合が多いです。卵管性不妊症や卵管障害が判明してから診断されるケースも少なくありません。
淋病と同じく粘膜や分泌物から感染するため、キスやセックス・オーラルセックスなど性行為全般が感染経路です。コンドームを着用し、直接的な粘膜接触を避けましょう。
4.ソープで即即が男性から人気な理由
ソープの即即は、男性が高い料金を払ってでも受けたいと思うサービスです。人気の理由として、恋人気分が味わえる・痴女プレイが楽しめるといったものがあります。
通常のソープは入室後にお風呂・歯磨き・うがいという工程があるため、事務的な印象を受け気分が白けるというお客さんもいます。会った瞬間からキス、フェラチオをして盛り上がってそのままベッドという即即の流れは、本物の恋人同士の感覚が味わえます。
入室後すぐに服を脱がされフェラチオされるのは、痴女に襲われているようで興奮するという男性もいるでしょう。ほかにも即即は、以下のような理由から人気があります。
4-1.即即でしか見られないソープ嬢の独特な表情を楽しめる
お風呂に入った後のプレイは性器を清潔に洗った後であることから、即即をするときに比べて臭いや汚れに関して安心感があります。即即では男性が事前に自宅で清潔にしてきたとしても、ソープ嬢が実際に確認していないために清潔かは分かりません。
衛生面の不安から抵抗感を拭いきれず、ソープ嬢がプレイにおいて思わず眉をしかめることもあります。しかめた顔や抵抗を見せるときの顔など、女の子が普段あまりすることのない表情を見たいがために、即即を希望する男性も少なくありません。
4-2.プレイ時間を増やせる
通常の風俗であればシャワーや歯磨き・うがいに10分ほどかかるため、清潔にするための時間がもったいないと感じる男性もいます。「1分でも時間を無駄にしたくない!」という男性にとって、即即なら入室後に一切の無駄がないプレイが楽しめます。
少しでも多くのサービスを受けたい男性の中には、プレイ時間の中で複数回イキたいという人もいます。即即であれば興奮した状態からすぐプレイを始められ、何度もイクことでお得感が味わえます。
4-3.AVのような演出が楽しめる
風俗を利用する男性の中には、恋人や奥さんにはお願いできないAVのようなシチュエーションに憧れる人も多いです。即尺という言葉自体がAV発祥といった声もあるほど、風俗とAVは近い存在です。
女性が嫌がることをしたいという願望や、見知らぬ女性といきなり性行為する背徳感への憧れなどは、AVの影響が大きいでしょう。
4-4.征服感を満たせる
即即では、「洗っていない自分のものを無理やり舐めさせる」といった征服感・支配感を満たせます。即即のお店で働いているソープ嬢は、お客さんの性器が極端に汚い・臭いなどの理由がない限り即即を拒否できません。ソープ嬢が自分に服従している、という感覚を味わえるのも即即が人気な理由の1つでしょう。
「女性の嫌がる顔が見たい」という男性心理にも、共通するものがあります。
まとめ
ソープでの即即とは、プレイ前のシャワーや歯磨きなど体を清潔にする工程を省いて行うフェラチオ、ベッドプレイのことです。梅毒や淋病、クラミジア感染症などの性感染症のリスクが高いことや稀に不潔なお客さんが来店することもあるため、バック率が高く設定されています。
即即は恋人同士のような気分が味わえたり、シャワーを浴びないことでプレイ時間を増やせたり、征服感を満たせたりすることから男性に人気です。即即のあるお店で働く場合は、お客さんが即即に何を求めているかを探ることで、お客さんのニーズを満たし指名につながるでしょう。