スパイダー騎乗位とは、女性が男性の上に跨り、上半身を前傾させて行う騎乗位の一種です。通常の騎乗位と比べて密着度が高く、男女ともにより深い刺激を得られるのが特徴です。前傾することで目線が合いやすくなり、互いの表情を楽しみながらプレイを進められるメリットもあります。

当記事では、スパイダー騎乗位の基本的なやり方やメリット・デメリット、さらにプレイを盛り上げるテクニックを詳しく紹介します。騎乗位にバリエーションを加えたい方、いつもと違う刺激を楽しみたい方は、ぜひ参考にしてください。

スパイダー騎乗位とは、名前の通りクモのような体勢で行う騎乗位のことです。女性が両足を大きく開いて男性の上に跨るため、通常の騎乗位とは異なる光景を楽しめます。

スパイダー騎乗位は、女性が杭打ち騎乗位のまま上半身を前傾させた体勢が基本です。クモが獲物を捕食するときの体勢に似ているため、スパイダー騎乗位と呼ばれるようになりました。

通常の騎乗位では、仰向けの男性に女性が跨ります。女性から責められる楽しみがある一方で、男性側は手を伸ばさなければ相手の体を責められず、自由度が低い点はデメリットです。スパイダー騎乗位は互いの上半身が近付くため、相手が感じている表情を間近で見たり、乳首をいじり合ったりと、騎乗位では困難なプレイもできます。

スパイダー騎乗位は、エッチ度が高い体位の1つです。プレイがマンネリ化して悩んでいる方や、女性に責められる体験をしたい方に向いています。

ここでは、スパイダー騎乗位のメリットとデメリットを解説します。

スパイダー騎乗位には、下記のメリットが期待できます。

ガニ股で行うスパイダー騎乗位は、密着度の高さが魅力です。女性が前傾する分、互いの吐息が感じられる距離でプレイを楽しめます。仰向けになった自分に女性が覆いかぶさってくるアングルは、M気質をもつ男性の「S女や痴女に責められたい欲求」を満たしてくれます。

通常の騎乗位と同じく、主導権は上に乗った女性です。女性は自分が動きやすいペースや気持ち良いスポットを楽しみつつ、男性はエッチな相手に犯されている気分を味わえます。

自由が利きやすい両手で相手の乳首や耳、クリトリスなど感じる場所を責めると、雰囲気をさらに盛り上げられます。女性からも、男性のさまざまな場所を同時責めしてもらいましょう。視覚的な効果も含めて、男性器や上半身の性感帯など、全身で気持ち良くなれます。

スパイダー騎乗位にはさまざまなメリットがある一方で、デメリットや注意点もあります。主なデメリットは、下記の通りです。

女性にとって、スパイダー騎乗位は前傾姿勢の状態でスクワットをするような体位です。下半身への負担が大きい分、運動する習慣がない女性や初心者の場合、激しい動きはハードルが高くなります。そもそも騎乗位自体に苦手意識をもつ女性もいるため、無理強いしないようにしましょう。

スパイダー騎乗位で特に注意すべき点は、男性器が抜けやすいことです。勢いよくピストンすると男性器が抜けるほか、中で折れたり女性のお尻の下敷きになったりと、痛い思いをするおそれがあります。

スパイダー騎乗位は、初心者が挑戦しようとすると難易度が高く感じる体位です。手順を追って、少しずつ慣れるように練習しましょう。

ここでは、スパイダー騎乗位の基本的なやり方を4ステップで解説します。

まずは初歩的な動きとして、杭打ちピストンから練習します。杭打ちピストンとは、女性器に男性器で杭を刺すように上下ピストンすることです。フェラチオや手コキで男性器をしっかり勃たせておくと、挿入や動きがスムーズになります。

スパイダー騎乗位の練習をするときは、通常の騎乗位と異なり、女性は前傾姿勢で杭打ちピストンすることが大切です。男性器を挿入した状態で、上半身を前に倒します。前傾の姿勢を保ったまま、上下ピストンしましょう。

杭打ちピストンするときのポイントは、お尻のみを動かすように意識することです。最初はゆっくり上下ピストンしつつ、互いが気持ち良いと感じる角度や位置を探ります。ベストな角度や位置が分かったら、次はピストン運動を徐々に激しくします。

杭打ちピストンは、必ずしも速く動いたほうが気持ち良いとは限りません。挿入の深さを意識し、最適な速度で女性に動いてもらうことが気持ち良さを高めるコツです。

腰のグラインドは、男性器を挿入した状態で女性が円を描くように腰を動かすことです。上下に動く杭打ちピストンに比べると刺激は少ないものの、なまめかしく腰を動かす女性の姿が興奮を誘います。

男性は精液を搾り取られるような感覚を楽しめ、女性も自分が気持ち良いと感じる場所を刺激しやすいメリットがあります。

グラインドするときのポイントは、女性にとって動かしやすい方向で腰を回してもらうことです。女性は女性器内部のみならず、うまく動けばクリトリスも刺激できます。女性に自由に動いてもらいつつ、男性は相手の腰やおっぱいが動くエッチな姿を視覚的に楽しみましょう。

射精を促す動きではないため、フィニッシュしたい場合は杭打ちピストンなど上下運動と組み合わせて動いてもらう必要があります。

前後ピストンは、男性器を挿入したまま女性に腰を前後に動かしてもらう方法です。必然的に女性器やクリトリスを押し付ける状態となるため、男性器の締め付けと素股のような感覚の両方を楽しめます。

前後ピストンのメリットは、騎乗位の腰使いに慣れていない素人女性でも比較的動きやすいことです。前傾姿勢でゆっくりと動いてもらうと、キスや乳首責めもしやすくなります。

女性側から乳首責めしてもらうなど、同時に上半身を責めてもらう楽しみ方もおすすめです。女性が動き方に慣れてきたら、高速で動いてもらいましょう。おっぱいが揺れる様子を間近で見たり、ゆっくり動く場合とは異なる刺激を楽しんだりできます。

お尻フェチの方には、背面スパイダーもおすすめです。通常のスパイダー騎乗位とは反対に、女性が男性の足のほうに顔を向けて挿入する体位です。いわゆる背面騎乗位の状態で女性が上半身を倒すと、背面スパイダーになります。

背面スパイダーの魅力は、女性の背中からお尻にかけてのラインや、結合部を見て楽しめることです。一方でおっぱいが揺れる光景を楽しめない、キスができないなどのデメリットもあるため、人によっては興奮を覚えにくいと言えます。

挿入中に女性の乳首やクリトリスを責めたい方や、自分の上半身も責められたい方には向いていません。一方で、女性にとっては相手の顔が見えない分、恥ずかしさが半減するメリットがあります。

スパイダー騎乗位をさらに楽しむためには、興奮度を高めるテクニックを駆使することが大切です。主なテクニックは、下記の通りです。

乳首責めや言葉責めは、互いの興奮度を高めてくれるテクニックです。淫語や命令口調で相手の反応を実況すると、プレイが盛り上がります。男性が自分の上で動く女性を煽るのみならず、女性側からも責めてもらいましょう。M男タイプの方なら、心も体も女性に支配されている気分を味わえます。

気持ち良さを高めるためには、ピストン時の動きにもこだわる必要があります。杭打ちピストンや腰のグラインドなど、複数の動きを組み合わせて女性に動いてもらいましょう。

パートナーとの愛情を確かめ合う方法として、キスは欠かせません。スパイダー騎乗位で女性からディープキスをしてもらうと、男性は逃げ場がなく、支配される快感を味わえます。女性も好きな相手との濃厚なキスで、愛情を確かめられるメリットがあります。

スパイダー騎乗位とは、クモのように女性が前傾しながら行う騎乗位のことです。この体勢により、通常の騎乗位よりも密着しやすく、感覚の一体感を味わえるのが大きな特徴です。特に、前傾することで男性はパートナーの表情を間近で楽しめるため、視覚的な興奮も高まります。

ただし、スパイダー騎乗位を快適に楽しむには、動き方のコツを掴むことが大切です。杭打ちピストンや腰のグラインドなど、複数の動きを試しながら、自分たちに合ったスタイルを見つけるのがポイントです。力を入れすぎると疲れやすいため、リラックスした状態で楽しみましょう。